太田病院

上部消化器官内視鏡にNBI併用拡大内視鏡検査を導入しています。NBIという技術を用い、血液中のヘモグロビンに吸収されやすい紫と緑の特殊な光を照らすことで、表層の毛細血管などが鮮明に表示され、通常光では見えづらかった病変を早期に発見することが期待されます。のど、食道、胃、十二指腸などの診断に役に立ち、小さい早期の癌を発見しやすくなります。

大腸の内視鏡検査が可能です。大腸の内側の状態を観察します。挿入する内視鏡は10～12㎜程度の細くて柔らかい素材でできています。モニターに映し出される画像を見ながらポリープ、がん、炎症などがないか確認します。腸内の小さなポリープが見つかった時はそのまま内視鏡越しに組織を採取します。組織は後日検査を行います。腸内をくまなく観察するために、炭酸ガスで腸内を膨らませ、検査中の苦痛を和らげる工夫をしています。

　ご希望により、内視鏡検査は鎮痛剤などを用いて、寝ている間に検査を受けることも可能ですので、ご要望の際はお申し出ください。
　大腸ポリープ切除は日帰り治療も可能です。

　検査前、検査後はリラックスしていただけるよう室内にリクライニングチェアを用意しております。